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2011.09.13 *Tue*

映画「チェルノブイリハート」 再考ー生きることについて

宇宙からこの地球を見れば 日本の海が 私たちの海であり 
   日本の水や空気が 私たちの水や空気であることは一目瞭然です
   人間は、国境を作りましたが 地球に国境は ありません。
________________________マリオン デレオ(監督)

 チェルノブイリの近隣都市、ミンスク市内の小児病院のドキュメント。
 
 観終わった後、立てませんでした。きついです。本当にきつい。
 フィクションならいいのに。ドキュメントです。
 この映画が制作されたのは2002年ごろでしょうか。
 すでに事故から16年経過していたのに、事故後に生まれた子どもたちがこの地獄を生きているわけです。
 この事故について、この世界について、何の責任もない子どもたちがいま、この地獄を生きているわけです。

 そしてこれが、「ふくしま」の16年後ではない、と、誰が言えるでしょう。

 一番の問題は、10年ほど前に作られたこの映画を、なぜ私は、今、観ているのか、ということです。
 「ひろしま」を経験した国に生まれながら、原発の安全につゆほども関心がなかったからですね。
 これは、東電のせいではありません。
 私を含めて、今日本に住む大人一人ひとりが背負うべきものでしょうね。

 怠惰に、ただ日々をルーティーンで過ごしている私には、この映画について語ることは許されないようです。
 ただ、確かに観た、という記憶のために、この記事を残します。

 何も言えないから、映画の冒頭の詩をあげておきます。

ナジム・ヒクメットの詩 「生きると言うことは笑いごとではない」

        あなたは大真面目に生きなくてはならない
        たとえば生きること以外に何も求めないリスのように
        生きることを自分の職業にしなくてはいけない

        生きることは笑いごとではない
        あなたはそれを大真面目にとらえなくてはならない

        大真面目とは
        生きることがいちばんリアルで美しいと分かっているくせに
        他人のために死ねるくらいの
        顔を見たことのない人のためにさえ死ねるくらいの
        深い真面目さのことだ

        真面目に生きると言うことはこういうことだ
        たとえば人は七十歳になってもオリーブの苗を植える
        しかもそれは 子供たちのためでもない

        つまりは死を恐れようが信じまいが
        生きることの方が重大だからだ

        この地球はやがて冷たくなる
        星のひとつでしかも最も小さい星  地球
        青いビロードの上に光り輝く一粒の塵
        それがつまり
        われらの偉大なる星  地球だ
        この地球はいつの日か冷たくなる

        氷塊のようにではなく
        ましてや死んだ雲のようにでもなく
        クルミの殻のようにコロコロと転がるだろう
        漆黒の宇宙空間へ

        そのことをいま 嘆かなくてはならない
        その悲しみいま 感じなくていけない
        あなたが「自分は生きた」と言うつもりなら

        このくらい世界は愛されなくてはいけない



 
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