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2011.09.21 *Wed*

善徳女王・・・ムンノというミスリード

止まりません。善徳女王。1日1話再生で、一日のドラマ枠の時間を使ってしまうから、他のものは全然観ていません。
「相棒」が始まるまで、この調子で善徳女王一筋かな。

ということで、本日はムンノです。私のお気に入り。
この人の役回りは最後まで予測不可で、存在そのものがどんでん返しのよう。

だってね、第1回と2回の活躍を見てたら、期待しますよ。こりゃヒロインを助ける影の英雄になるだろうって。
実際、男性ファンを中心にわくわく感を膨らませた人は多いと思うんです。
無敵なほど強いだけでなく、シャーマンの要素も濃厚で、ミシルの対抗馬としては言うことなし!・・・って思うのに。

なのに、彼はすぐに物語から姿を消します。20話すぎるあたりまで全然出てこない。
トンマンが危機に陥るたび、「ムンノはどこいった、早く登場して助けろよ」って思うんですが、少女時代のトンマンは基本的に独力で危機を乗り越えます。これ、完全に意図的なミスリードですよね。

でも不思議なことに、ドラマを動かしているのは、姿を見せないムンノです。
トンマンが彼を探すことで、ユシンやチョンミョン、チュクパン、コドらとの出会いを果たし、新羅まで導かれるわけですから。
出てこないのに、伝説の仙人、絶対的な英雄としての期待は膨らむわけですよ。

ミスリードは、中盤になって、ムンノが再登場してもまだ続きます。
時はまさに、トンマン絶体絶命のとき。
王室とミシル派双方に命を狙われて、逃避行の真っ最中に出会っているのに、お互いを認識しないまま完全スルー。
え?ムンノ、助けないの?って肩透かしをくらっていると、ピダムが劇的に登場し、連続技でトンマンを救う展開でした。

ここで、なんとなく、ムンノが期待通りの人でないことがわかってくる。

王女トンマンの前に現れたムンノは、さらに残念な人になっていました。
武道剣術を極め、花郎としての気質に溢れ、大望をもって民衆を救済する人格者なんだけど、子育てに絶賛失敗中。
ピダムに対して余裕がなく、王女トンマンに対しても無理解、偏屈。二人を頭から否定する立場。

まあ確かに、トンマン演出による王女復権の経緯は、ピダム要素が満載ですから、実直大好きムンノはあきれますよね。
「なに?石碑を偽造した?ミシルを欺くために味方をも欺いた?????」・・・まさに言語道断。
しかも、「民衆に天文学や暦学を学ばせる?天文台をつくる?????」・・・なんとも理解不能。
トンマンのことを嬉々として報告するピダムとは対照的な表情が印象的でした。

ここでわかったんですよね。ムンノの役割が。
彼は、時代の壁。
トンマンたちを救う存在ではなく、乗り越えるべき最初の扉。

私、このドラマは、善と悪の単純な対立構造ではなく、新と旧の複雑なせめぎあいだと思っています。
トンマンがミシルを打ち負かす話ではなく、トンマンたち次世代を担う者たちが、ミシルから自立し、乗り越えて新しい時代を築く話でしょう。
その物語の構造を、より明確にしているのが、ムンノの存在のような気がするんですよね。
勧善懲悪を連想させるヒロイックな存在が、本来あるべき正しい位置から少しずつずれていくドラマ展開は、物語をより多彩に、層厚くみせてくれるような気がして新鮮でした。

ムンノは、実に面白い存在ですよ。

最後に。
前半同様、後半も、死んですでにいないムンノが、物語の軸を握っています。
例の、「三韓一統」です。
ミシルに封印されていたこの概念を、トンマンたちに解き放ち、新しい時代を開くための大義を持たました。

ムンノ、おそるべし。
どんなに時代が変わっても、乗り越えられても、変わってはならない国の大義だけは、ちゃんと守っていたわけです。

・・・・・・ううん。深読みもここまでくると、ちと・・・・。まあいいか。

長くなりました。
でも、まだムンノ語りが続きます。
トンマンとピダムにとっての、ムンノ・・・かな?













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COMMENT

ミスター計画倒れ
それは私が勝手にムンノにつけたあだ名です(失礼すぎる・笑)。didi様こんにちはー。didi様の深読み万歳!という訳でまたお邪魔しましたー。

ムンノって最初は正義を為す最強の剣士!かと私も思ったんですが、真智王廃位の前の晩、ソルォンに「一緒にやろう」と言われて「一切関わらない」と言ってました。一見身を清く保ったように見えますが、参加はしないけれど黙認した訳で。

武芸に長けた花郎として人望はあるが、勢力はない(或いはミシル程ではないし、対抗する為に勢力を作る気も無い)ようなので政治的には無力。ミシルの対抗馬とはなりえない。郎天祭で起こる出来事も知っていて見守っていただけ。に見えました。なのでdidi様のおっしゃる「大望を持ち民衆を救済する人格者」として設定されていたのかどうかもあやしいような・・・。1話で既にスーパーヒーローではないサインも出してたように思います。

そして私も初見の時は「子育てに失敗したなー、ピダムに合う他のやり方があっただろうに」と思いましたー。後々それが尾をひいてピダムの人格形成に大きな影響を与えるから余計に。でもその子育て失敗こそが、彼がピダムの父である証明のようにも思います。

〉〉王女トンマンに対しても無理解、偏屈。二人を頭から否定する立場。

33話でムンノは女王を認めない理由として、女が王になればその婿になるべく争いが生じ、その紛争は王権衰退につながる事を挙げ、そんないざこざを抱えながら三韓一統にまい進できるのか?と問うてました。それはあたかもトンマン即位9年後に起こる事態の予見のようでもあり・・・なので確かに新しい世代に対する壁ではあったけれど、正しく状況を見通してもいたかと。

あまりにも無敵な強さとか、マヤやあかんぼトンマンを颯爽と救ったカッコよさ、お告げを受けたせいでスーパーヒーローかと見まがいがちですが、あくまで武の人、そして多分彼にとってのカリスマ、真興王のお告げを聞いてその理想を受け継ぐべく計画に突っ走っちゃった人、そしてその計画がことごとくひっくり返されるという「人間」であるように思います。でもホント、ズレてるというか裏目に出る人ですよね~。開陽星が二つになった日に現れた双子こそがミシルに対抗しうるというお告げを受け、それに従いひた走ってきたのにいざその本人を前にすると女が王になることは受け入れられないんですから(笑)。

ムンノのようなキャラが理想を掲げ成功し、真興王の理想を次世代へ引き継がせていけたのなら、まんま従来の時代劇っぽいと思います。半神話的というか。でもそうはならず、三韓一統というワードを改めて今の花郎達に問うべく解き放ったのに、ムンノが対象としてあまり意識していなかったであろうトンマンがガッチリそれを掴んで自分が王になる理由としてぶんどった、てのはムンノにとっては皮肉でもあり、トンマンの貪欲さ、目の前にあるものの利用価値を見出し活用する商魂が見えてまた面白いです。

という訳で、善徳は時代劇としての定石は外しまくり、計画はひっくり返される、理想をかかげてもその通りにはならずうまくはいかない、というエピソードを重ねて、あくまで「人間」というか「人間達」を描いている気がします。
2011/10/02(Sun) 15:02 | りば #- [Edit
Re: ミスター計画倒れ
りば様
このような戯言(ザレゴト)ブログに、再びおこしいただき、ありがとうございます。
深読み万歳!・・・のおひとこと、重ねて感謝いたします!

私もうかがってますよ。りば様のところ。一日一詣で一記事というペースですが。
感想をどうやってあげようかと思案中。そのうちうかがいますから、そのときはよろしく。

さてさて、ムンノに対しての、クールかつ大胆なご意見、楽しませていただきました。
> 1話で既にスーパーヒーローではないサインも出してたように思います。
・・って。さすがですね。歴史ものにも韓国者にも免疫のない私は、あっさりミスリードにのっかって期待しちゃいました。
他の人に聞いても、特に男性陣に期待度が高く、がっかりした人も多い様子。

> でもその子育て失敗こそが、彼がピダムの父である証明のようにも思います。
>
このご意見、射ぬかれました。私の中で、ど真ん中です。私もずっとそう思っていまして。
この点については長くなるので、記事に触れるつもりなんです。
タイトルは、「ムンノは師か父か」
いろいろがっかりされがちなムンノ。子育て失敗にも非難が集中しがちですが、私、ムンノのこの失敗が彼を人間たらしめていて、とても好きです。そうなんですよ、ムンノ、好きなんです。

「それはあたかもトンマン即位9年後に起こる事態の予見のようでもあり・・・なので確かに新しい世代に対する壁ではあったけれど、正しく状況を見通してもいたかと」
・・・の点についても、同感です。ムンノって、個人としてはちょっとズレてましたけど、時代に対する照準は間違っていなかった。
とはいえ、トンマンが王になることは否定したムンノが正しかったというわけでもない。時代は、ミシルを選らんだようにトンマンを選んだし、次の世のためにはチュンチュが用意されている。
この世代交代の仕組みと背景を、ムンノの正しさと個人としてのズレが象徴している・・・って、なんか、わかりにくいですかね。

「 ムンノのようなキャラが理想を掲げ成功し、真興王の理想を次世代へ引き継がせていけたのなら、まんま従来の時代劇っぽいと思います」
・・・・そうなんですね。半神話・・・。
善徳女王の人間くささ。ムンノって、やっぱ面白いですよね。
2011/10/03(Mon) 07:59 | みやdidi #- [Edit
またまた今晩は~
いえいえとんでもない!!戯言どころか毎回didi様の記事に頭の中を耕してもらってます。深読み万歳三唱~!!

あれまあ、読んでいらっしゃるんですかウチを。くどいようですが51話以降のレビューは読み飛ばして下さい(笑)自分で読み返すのも恐ろしや・・・!!

> 1話で既にスーパーヒーローではないサインも出してたように思います。
〉〉・・って。さすがですね。

いーえこれまたとんでもない事でございますー。最初の視聴ではサッパリ気づいてなかったです。最近1話を見なおして「このシーンBSフジ版にあったっけ?・・・というかさりげなさすぎて気付かなかったかもしれないし、何について話してるのかよ~く考えないと分からないシーンだこれ」てほんとについ最近気づいた事ですので。ええそれをあたかも昔から知っているかの如く言ってみただけでして・・・!

〉〉タイトルは、「ムンノは師か父か」

うわ~私の方こそこのタイトルが、didi様のお言葉を借りれば「ど真ん中」です・・!!最近色々見返して、大声で怒鳴ったり、子ピダムの許へかけつけたりする時の顔を見てますと、半分仙人みたいなムンノが人間らしい表情を一番見せるのはピダムの前なんだな~と思うと、ムンノはピダムに対して師と父をいったりきたり、どちらかにはなりきれなかったんだなーという気がすごくしてまして。そして師としてピダムを手にかけようと決め、けれど父として死んでいったんじゃないかと思ったもので・・・。didi様のムンノ記事、そして勿論それ以外のテーマの記事も楽しみにしております!
2011/10/05(Wed) 00:00 | りば #- [Edit
Re: またまた今晩は~
りば様
深読み万歳三唱~!!って、・・・ありがとうございます。ありがとうございます。
ほんとにこんなこと書いちゃっていいのか、という瞬間も多々あり・・・。
職場での批判も受けながら(・・・これって逆境?)、やめられない止まらない、というブログ展開ですので、りば様に励まされてなにより嬉しゅうございます。

> あれまあ、読んでいらっしゃるんですかウチを。くどいようですが51話以降のレビューは読み飛ばして下さい(笑)自分で読み返すのも恐ろしや・・・!!
・・・とおっしゃいますが、りば様のレビューには勢いがあって、一度読み出したら、びゅうっといっちゃいます。
気おされて、疑問の余地もさしはさめず、なんか、すごい納得したような気にされてしまう。
楽しんでますよお。

> 〉〉タイトルは、「ムンノは師か父か」
>
> うわ~私の方こそこのタイトルが、didi様のお言葉を借りれば「ど真ん中」です・・!!
・・・というお言葉にも力をいただいておりまして・・・。
ただね、ちょっと時間がかかっております。
文脈を再度辿らないと書けないカメでして。
また、あれを書けこれを書けと、こうるさい外野もおりまして。
下書きの段階で、画面を確認する時間がありません。
でもね、これは絶対思い入れているので、必ずアップします。
そのときは、りば様にいただいたコメントを引用させていただいてもいいですか?
お暇な折に、お返事だけいただければ幸いです。


2011/10/05(Wed) 23:17 | みやdidi #- [Edit
おお・・・!!
didi様今晩は。そしてコメント引用の件、どうぞどうぞ~!わーい光栄です。その記事が読める日をのほほんとお待ちしております。で、交換条件という訳ではないですが我がブログとリンクさせて頂けないでしょうか。と藪から棒にお伺いをたててみます。

それから私、「ミスター計画倒れ」コメントにて「あかんぼトンマンやマヤを颯爽と救った」と書きましたがこれ間違ってますねvあかんぼトンマンは確かに無事救出しましたが、マヤについては「この国仙に剣をむけるとはいい度胸だ」的な事をさらった奴らに言ってる間にマヤを人質にとられ、自分も捕まって海ポチャして、マヤのソヨプ刀に救われた、が正しかったんでした(笑)ムンノのそういう抜けてる所も愛らしくって(?)好きなんですが・・・

〉〉気おされて、疑問の余地もさしはさめず、なんか、すごい納得したような気にされてしまう。

おやそうしますと、うちは一席ぶって聞いてる者を煙に巻くミシル的レビューだったのですね?(と、片眉を吊り上げつつ)本人いたってお笑い路線のつもりなんですが他の方にも「ぶった斬りレビュー」と言われたことが・・・おかしいなー。でもそんなまやかし記事(笑)を楽しんで戴けているのなら嬉しいです。

そして困難に直面する度に、打ちのめされるどころか更に前進していったトンマンの如く、職場での批判を飲み込んで更なる記事をずいずいお書きになって下さい。こちらこそdidi様の記事を楽しませて頂いてますし、楽しみにしておりますので!
2011/10/06(Thu) 23:45 | りば #- [Edit
Re: おお・・・!!
りば様
コメント引用、ありがとうございます!
リンクの件も、このような戯れ言だらけでよろしければ、こちらこそよろしくお願いします。
こちらのページにも、りば様のお名前を貼らせていただきますね。
大体、当方を見るのは職場の昼休み連中で、彼らはコメとか拍手とかそういう突っ込んだブログ行為はないので、こちらからりば様のブログに飛んでいっても、ご迷惑をかけることはないと思いますが、何か問題があったらすぐお知らせくださいませ。

> それから私、「ミスター計画倒れ」コメントにて「あかんぼトンマンやマヤを颯爽と救った」と書きましたがこれ間違ってますねvあかんぼトンマンは確かに無事救出しましたが、マヤについては「この国仙に剣をむけるとはいい度胸だ」的な事をさらった奴らに言ってる間にマヤを人質にとられ、自分も捕まって海ポチャして、マヤのソヨプ刀に救われた、が正しかったんでした(笑)ムンノのそういう抜けてる所も愛らしくって(?)好きなんですが・・・

あはは。ご丁寧な訂正、ありがとうございます。で、ますます計画倒れっぷりを確認してしまったわけですね。ぽしゃった救出劇も、救っていたような錯覚を起こさせるとは、さすがムンノ。やはり愛すべきキャラです。

> おやそうしますと、うちは一席ぶって聞いてる者を煙に巻くミシル的レビューだったのですね?(と、片眉を吊り上げつつ)
・・・・ってね。ほら、やっぱり、一文でびゅっと釣り込まれちゃう。お見事です。ほんと、楽しい。

> そして困難に直面する度に、打ちのめされるどころか更に前進していったトンマンの如く、職場での批判を飲み込んで更なる記事をずいずいお書きになって下さい。こちらこそdidi様の記事を楽しませて頂いてますし、楽しみにしておりますので!

・・・ということで、お力をいただいて、ムンノが師ではなく、父であったことを検証いたします!
シージャ。
2011/10/07(Fri) 08:28 | didi #- [Edit

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