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2012.03.03 *Sat*

漫画実写化の成否①・・・「花男談義・台湾版」

まずは、前置き

恐れ多くも、これから、ドラマ「花より男子」について語ろうとしています。
我ながらチャレンジャー・・・。
コアなファンがあちこちで語りつくしているような作品をいじるのは、勇気がいります。

自らはまった「善徳女王」のような作品なら、それなりの覚悟をもって書き飛ばせるんですけどね。
すぐ身近に大ファンがいて、熱い語りを聞かされてきたのに、そんな思い入れがあるわけでもない自分が語っていいものかどうか・・・。
よその庭に入り込んで、花を手折って逃げ出すみたいなスリル、ありますね。

批判はどうぞ、お手柔らかに。

さて、本題です。

台湾版の「花より男子」は、ワタクシにとって、アジアの連続ドラマを最後まで視聴できた最初の作品です。

当時海外ドラマといえば、アメリカかイギリスのものだと思ってました。それも、医療系か推理もの限定。
アジアの、しかも恋愛ものなんて全然興味がなかったころ。

友人のひとりに勧められましてね。
断っても断っても推し続けるシツコイ奴に「観なければ絶交」とまで言われて、とりあえず、最初の方だけでも観ておくか、という感じで視聴したんです。

いやあ、ぶっとびましたね。目からウロコのカルチャーショック。

何がって?

映像技術のひどさと、音声の粗雑さ、そして役者の下手さ加減。
揺れるし、ぼける。周囲の騒音を、全く処理しきれていない。
雨の降らせ方なんて、ひどすぎて目が離せません。
しかも、若すぎる役者の青い青い演技・・・というか、棒読み棒立ち多すぎ。
(ああ、怖い。怒らないでね、個人的な感想だから)

・・・にも関わらず、

作品からにじみ出てくる、あまりにも直裁な
原作への愛。

いやあ、本気が伝わってきましたよ。

稚拙な技術と作品への本気にギャップがありすぎて、最後まで見入ってしまいました。

それまでね、日本における「漫画の実写化」に不満を抱いていたんです。

全くリスペクトされていなかったでしょ。
少年ものはとにかく、少女マンガの扱いはひどかった。
総売り上げとか話題性で無視できなくなり、スポンサーの要求があってなんとなく作品化してみたものの、制作側が原作をバカにしきって、全然力が入ってない。そういうものが多すぎでした。

実際、日本の映画「花より男子」は、ひどかった。
(つくしが内田有紀、道明寺が谷口章介、花沢類が藤木直人。ほんと、内田有紀は作品に恵まれない)
あれね、原作者、訴えていいと思います。原作ファンも怒っていい。
純愛ストーリーではなく、DV推進映画ですから。明らかに「冒涜」。
プロデューサーも脚本家も監督も、やる気がないなら、断ればいいのに。
(注・ワタクシいたって温厚な性格です。そのワタクシがここまで言うのですから、お察しください)

(ちなみに、日本版ドラマ「イタズラなKISS」も、ひどかったと聞いてます。
これまた、台湾版の本気の「イタズラなKISS」にまけちゃってるみたいですね)

・・・というわけで、花より男子台湾版も、ちょっと敬遠気味で観始めました。
で、いい意味で、爽快に裏切られました。

どこまでも原作に忠実に。
登場人物の成長を、新人ばかりの役者の成長に重ね合わせて、丁寧に丁寧に撮って行く。

真摯な気持ちが前面に出ていて、日本の漫画文化をこよなく愛するワタクシとしては、なんか、泣けるほど嬉しかったです。

特に、類役ヴィック・チョウの扱いは良かった!
あの子、最初は本当に突っ立ってただけなのに、「類」の雰囲気にはどんぴしゃ。
多分、素・・・だったと思うんですよ。彼自身が、類みたいな男の子だった。
眠たげで、何に対しても興味なさそうで、不機嫌加減が危険なほど冷淡で。

日本版「類」の小栗旬も、なかなかはまり役だったと思います。彼は達者ですからね。
でもやはり、天然の「類」は、ヴィック・チョウだった気がします。

しかも彼は、ドラマの進行とともに、類としての自分を成長させていったわけです。 
つまり、演技を要求されるのではなく、素の状態で、つくしへの思いを膨らませていくことを要求された。
(撮影終了後、つくし役のバービィ・スーと実際にお付き合いをはじめちゃったなんて、オマケまで・・・)
役者としてすでに出来上がっていた小栗旬と違って、新人・ヴィックは、計算なく類としての気持ちに出会っていったような気がしてならないんです。
これ、キャスティングの妙ですよ。
もう二度と再現することのできない、そのときだけの幸運な偶然の産物。

類の役どころは象徴的で、F4全体が、そういう傾向で役を昇華していった気がします。

しかしこれもね、制作陣たる大人たちの原作への愛あってのことですよ。
彼らは登場人物の気持ちを細かく解釈して、それを繰り返し伝えたんでしょうね。
若い役者たちは、大人たちの意を汲み、登場人物に思い入れを持つようになって、それが作品の伸びにつながっていった。

F4を演じた4人の男優は、第一作目がこの作品で幸運だったと思います。
原作を愛することはイコール登場人物を深く理解すること。
それはすなわち、演じる彼らが大切に扱われること・・・だったのでしょうから。

台湾版の「花より男子」がアジアを席巻するブームになって、日本の制作陣の重い腰をあげました。
素材は自国にあるんですから、これまでの怠慢は許されなくなったわけです。

で、話は日本版「花より男子」にうつります。

ここまで台湾版を持ち上げておいて、最後にこんなこと書くのは気がひけるのですが・・・。

実は、ワタクシ、「花より男子」のドラマとしては、日本版が一番好きです・・・、という話を、次回。
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