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2012.03.03 *Sat*

漫画実写化の成否②・・・「花男談義・ヒロイン最強説」

間髪入れずにいきましょう!

日本版「花より男子」が、上出来だった!!っていう話です。
(あくまで、ワタクシの個人的な意見として)

その勝因はなにか。
ヒロイン、井上真央の大当たりってことですよ。


・・・ああ、すっきりした。これを言いたくて「花より男子」をいじってるんですから。

ずっと思ってたんですよね。
花より男子を語る人たちに対する不満。

道明寺や類については、こだわって熱く語るけど、大事なのはヒロイン
ここが話の要でしょ。

原作の漫画が成功しているのは、この「つくし」という人物造形が優れていたからだと思います。

彼女、ものすごくニュートラルなんですよね。
状況に応じてどうとでも揺れることができる。
揺れながらも、地に足がついているからそのキャラを壊さないでいられる。

だから、つくしの前では、F4が全員、自分を発揮できるわけです。

道明寺みたいに強引な純粋バカであっても、類みたいな引きこもり気味・自滅寸前のガラスの王子であっても、さらに身も心も真っ黒ながら意外にまじめで孤独な総二郎であっても、面倒見良すぎて振り回されがちなしっかり者のあきらくんであっても、みんなが皆、つくしの大きな器に受け止められてしまうわけです。

つくしほど、シンプルで、純粋で、無駄のないヒロイン像って、なかなかお目にかかれませんよ。

でね。
この、最も重要なつくしという役について、台湾版、韓国版、日本版と、各ドラマを比較してみたときに、一番当たっていたのはやはり、井上真央だったと思うわけです。

だって、バービースーとク・ヘソンは、貧しくて弱い女性としてのつくしの印象が勝ちすぎてますよ。
「陰」のイメージが強くて、つくし特有の女らしさを打破した生命力が伝わってこない。
あ、これ、女優さんの責任じゃないですよ。制作側の態度の問題です。

韓国版では、その傾向が顕著です。
(さて、ここからは韓国版のファンの怒りを買うこと必至です。不愉快な方はスルーしてください)

公式サイトを見ていただくとわかります。

キャスト紹介の順番が、まず、ク・ジュンピョ(道明寺)から始まって、F4が先に表記されています。
5番目にようやく、クム・ジャンディ・・・ク・ヘソンという紹介の仕方。
(・・・ざけんじゃねぇ・・・って思ってしまうのは私だけ?)
この制作陣の間違った認識が、ドラマにそのまま投影されます。
ようするにつくしは、いい男4人衆の引き立て役という扱いです。

なんだか、勘違いの様が目に見えるようです。
台湾版の成功をみて、「花より男子」という素材を、「いい男祭り」のように勘違いしたんでしょうね。
視聴率を上げるには、その男たちをどう見せるかが重要課題となった。
・・・で、つくしは、4人の男をよりよく見せるための道具に成り下がった。

ク・ヘソンは気の毒でしたね。
一番出番が多く、たくさんのキャラに対応しなくてはいけなくて、最も苦労の多い役柄だったと思いますが、彼女自身よりも、相手役の男性がきらめくように演出が進んだでしょうから。
彼女がどんな役者だか詳しくは知りませんが、どんだけいい男に囲まれても、決して気持ちのいい現場ではなかったと思いますよ。

いえいえ。勘違いしたのは、韓国のテレビの制作陣だけではありません。
日本の制作陣だって、相当に勘違いを重ねて、「イケパラ」だのなんだの、その後も節操なくイケメンだけ揃えて目を引こうとする駄作を作り続けています。

では、同じ勘違い現場にもかかわらず、日本版のキャスティングがうまくいったのはなぜか。

これね。映画公開時のインタビューで、小栗旬が言ってるんですよ。
「ドラマ制作当初、創る側の誰も、「花より男子」というドラマに期待してなかった。放送局側の人たちにとっては消化仕事のような感じだったんだと思う。だからこそ、つくしとF4の5人で、絶対いいドラマを創ろうって誓い合ったんだ」・・・って。
(インタビューを貼り付ける技術がなくてすみません。でも、あちこちで言ってる発言です。知ってる人はもう、知ってるよね)
・・・これだと思います。
台湾版の成功を受けて、日本でも制作することになったけど、やっぱり日本の制作陣は原作の力を信じてなくて、「たかが少女マンガ」のノリだったんでしょう。
で、台湾版とは正反対の結果。
日本の場合、若い役者たちの方が原作の力を信じたから、生きた映像をとることができた。

象徴的なのが、真央ちゃんです。

ドラマ開始当初、未成年の若さですから、どれだけ意識して役を創っていたかはわかりません。
ただね。ものすごく気になることがあって・・・。
つくし役の井上真央って、猫背なんですよ。
強者だらけのとんでもない環境に入り込んでしまった弱者として、常に身構えていなくてはいけないつくし。
その彼女の心情として、猫背はかなり正しい姿勢です。
真央ちゃんの場合、ごく自然にできている。
ひょっとして、元から猫背な子なのかなあとおもいましたけど、他の番組を観ていて、フツウにしている井上真央は、すっと伸びた背筋をしていますから、あれはつくし限定の演技なのだとわかる。
バービースーにも、ク・ヘソンにもできなかった「つくし」の存在感。
誰かに構われたとき、ビクッと身体を震わせる様も、真央ちゃんは女としての媚は一切ありません。
ただ、怯えた動物のように見えるわけです。
そして追い詰められた最後の最後、自分の力で突き抜けようとするときのパワーもまた、真央ちゃんが天下一品。

もちろん、日本版にだって不満はあります。
道明寺とつくしの身長差。これはジェリィイエンの勝ちだなあ、松潤頑張れよ、とかね。
まあ、色々な面で、帯に短し襷に長し・・・って感じで突っ込みどころはありますけれども。

それでも!
ヒロインがベスト1!という一点で、日本版が一番ぬきんでていると、ワタクシは思うわけです。

・・・ということで、ヒロイン最強説を撒き散らしてしまったわけですが、こうなるとさらに語りたくなるのは、漫画実写化の成功例として語られるもうひとりの最強ヒロイン。

のだめカンタービレののだめちゃん(上野樹里ちゃん)。

次回はこのネタでいきましょか。



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COMMENT

ブログ童子
didi様

おはようございます~♪
didi様のブログ童子になっているような気がするするめの唄です~☆

だって、didi様のエンタメコラムが、私のエンタメ好きのツボにクリーンヒットしまくりなんです!

「花より男子」日本版TVドラマは、大好きです!
主演も助演もゲストも、本当に豪華で、役にあっていて、現在大活躍している方々が、ゲスト出演していたりしてますよね。特に日本版の1シリーズの挿入歌が大好きで、もう~あの曲を聴くとせつなくなります。

善徳ほどは、嵌っていなかったので、私の知らない情報を知ることができました。

脳内では「つくし=トンマン(スピリット)」になっていたりもします。なんでも善徳に置き換える、善徳中毒をお許し下さい。

韓国版では西田役をムンノ役の方がやっていたのと、静役を顔が好きな女優さんがやっていたのが、ツボでした(笑)

次の「のだめ」コラム、とっても楽しみにしています~間髪入れずに突き進んで下さいませ。
「のだめ」は原作者ファンなので「平成よっぱらい研究所」を床の間に飾っています(笑)
2012/03/04(Sun) 07:58 | するめの唄 #c4NM/iBU [Edit
Re: ブログ童子
するめの唄様
>
おはようございます。
ブログ童子様、大歓迎でございます。

> だって、didi様のエンタメコラムが、私のエンタメ好きのツボにクリーンヒットしまくりなんです!

ワタクシも、するめの唄様の反応が実にダイレクト、あまりにもツボをついてくださるので、ちょっとどきどきしてまいりました。
挿入歌って、「プラネタリウム」?
ここもまた、ツボですよ。
そうなんです。あそこからワタクシ、大塚愛にはまってしまって、プラネタリウムなんて、ピアノで弾けるくらい練習しちゃったんです。
いい曲ですよね。

> 脳内では「つくし=トンマン(スピリット)」になっていたりもします。なんでも善徳に置き換える、善徳中毒をお許し下さい。

これも。わかりすぎるくらい、わかっちゃう。
結局、いろんな作品をみるときのクセなんですよね。
ヒロインにこだわってしまうの。
で、共通点を見つけてしまう。
つくしの前向き・陽性な振りぬき方って、「トンマンスピリット」に通じるもの、ありますよね。
ワタクシの場合、こういう「突き抜け型陽性振りぬきヒロイン」に憧れる原点って、「長靴下のピッピ」にあるんです。
あれ以後、ずっと、こういう女性像を追っているのかもしれません。

> 韓国版では西田役をムンノ役の方がやっていたのと、静役を顔が好きな女優さんがやっていたのが、ツボでした(笑)

おお、そうなんですか?ムンノ役の男優さんって、ふり幅広いんですね。
韓国版で好きな女優さんといえば、ワタクシ、椿お姉さまがすきでしたよ。
>
> 次の「のだめ」コラム、とっても楽しみにしています~間髪入れずに突き進んで下さいませ。
> 「のだめ」は原作者ファンなので「平成よっぱらい研究所」を床の間に飾っています(笑)

実はワタクシも原作ファン。
ううん・・・やっぱり怖いくらいヒットしちゃいますね
2012/03/04(Sun) 10:33 | didi #- [Edit
陽性と陰性
didi様

こんにちは!

そうです。プラネタリウムです(笑)
いいですよねー。
そして、didi様はピアノをお弾きになるのですね!凄いですー!私は指先の力が無くてピアノは諦めました。
子供の頃、茶色の小瓶をオルガンで弾いて遊んでいました。

didi様と私は、嵌るドラマとドラマの見方は似ていますが、好きになる人物が、didi様は陽性のヒロインで、私は陰性の性格破綻男です。「花男」では道明寺です。松潤のファンに、なりそうでした。
この点が対照的で、面白いです。

ドラマの見方が同じという点は、とっても大事な事で、善徳では「ミシル萌え・ピダム萌え」のドラマの見方をしている方とは意見が異なります。ファンになる登場人物が異なっていても、ドラマの見方が同じ方の意見を知ることが、私にとって一番嬉しい事みたいです。

ツボが重なるので、didi様のコラムの邪魔をしていないか、ちょっとどきどきしながらコメントしてます(笑)

ピアノを弾けるdidi様目線の「のだめ」が、ますます楽しみですー。

2012/03/04(Sun) 11:25 | するめの唄 #c4NM/iBU [Edit
Re: 陽性と陰性
するめの唄様

もうね、ここまでくると、ソウルメートと呼ばせてください。
反応良すぎ・・・。

> そして、didi様はピアノをお弾きになるのですね!凄いですー!私は指先の力が無くてピアノは諦めました。
> 子供の頃、茶色の小瓶をオルガンで弾いて遊んでいました。

あ、誤解を生んでしまいました。
ピアノなんて、弾けません。すみません。
ただ、「弾けた」と自分で納得したら、それでOKというアバウトな感じ。
プラネタリウムは、楽譜を入手してから半年かけて、最後までたどたどしく到達しました。
・・・で、ワタクシ的には、弾ける・・・という範疇になった、ということで・・・。

> didi様と私は、嵌るドラマとドラマの見方は似ていますが、好きになる人物が、didi様は陽性のヒロインで、私は陰性の性格破綻男です。「花男」では道明寺です。松潤のファンに、なりそうでした。
> この点が対照的で、面白いです。

全くそのとおり。
おかしいですよね。
やはりワタクシは、男優陣を、ヒロインのためのツマのように扱う傾向にあるようです。
その中で、ピダム贔屓の友達なんかが、対話に火をつけて、きっちり認識を促してくれたわけですから、これ、感謝すべき?

> ツボが重なるので、didi様のコラムの邪魔をしていないか、ちょっとどきどきしながらコメントしてます(笑

いいえ。するめの唄様のような反応をいただいて、初めて文章が書けるというもの。
どんと来い、・・・ってもんです。

> ピアノを弾けるdidi様目線の「のだめ」が、ますます楽しみですー。

・・・これね。ピアノを弾けないdidiなのに、とことんクラシック好きの視点で物申します。
ご期待あれ。


2012/03/04(Sun) 20:11 | didi #- [Edit

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